| ガレージを眺め、そういや一昨日がバレンタインだったことを思い出す。この地、イタリ
アは高級なチョコレートが有名だったりする(らしい。最近知ったことだ)あまりこの行事 には関係がなかったため忘れていたが…そういや昔、リボーンがここのチョコレートが好
きだとか言っていた気がした。(俺の記憶違いかもしれないが)
「なんだコレは。」
買ってきた箱を賤しげにみる彼。チョコレートの細かいブランド名な ど俺は知らない。
「バレンタインチョコレート」
その言葉を聞くと、そんなもん買ってる暇があったら仕事をしろと相変わらず厳しいお言 葉。思わず苦笑するしかない。(結構高かったんだなんて言わない)
「しかも2日遅れだ。」
忘れていたんだと言う俺を鼻で笑った。(そして相変わらず酷い奴だ)
「にしても、よくここの限定チョコが手にはいったな。」
たまたま綺麗だと思ったやつを手にしただけ。聞けば1日20箱バレンタイン期間限定で今 日までのだったらしい。(偶然だと言うと運もボスの素質だと言う)
「まぁリボーンには色々と世話になってるしな」
「世話になってるってう自覚がてめーにあったのか??」
ちょっとだけ意外そうな顔でこちらをみる。どれだけ俺が礼儀知らずだと思っているのだ ろうか…。
「てめーは俺のせいで色々、厄介なこと巻き込まれて、むしろ俺を恨んでいるかと思って
たからな。」
まさか、そんなことを言われるなんて思っても見なかった。
「お前には感謝している。有難う…リボーン」
「偉そうな口叩くようになりやがって」
彼はただ、いつもより優しい笑顔で笑った。
|