「貴方を傷つける世界なら…。」

「ヒナ?」

ふわりと優しい匂いと可愛らしい顔が目に入る。
「ちゅな…。」
大丈夫、と心配そうな顔と「ん、大丈夫だよ。」静かによかったと微笑む優しい笑顔。

愛しいと思う。


「ねぇ、ひちゅな。」
「ん?」


貴方はこの世界をどう映しているの?飲んだ言葉

「大好きよ。」
「?なんだよいきなり…」

困ったような顔も照れたような顔も「なんとなく」私だけに見せるものならいいのになんて


「俺も好きだけど…」


とんだ我儘かもしれないけど 静かに微笑む

「変なひちゅな。」

「ヒナが言うのかよ!!」
笑い合って抱きついてじゃれあって 静かに狂気を隠す

「ひちゅなは優しいから…。」

「?」

きっと誰かが傷ついたら貴方も泣いてしまうんでしょ?
「可哀想に」

本当は私が胸の奥に抱いている醜い感情なんて知らないでしょう。




「ひな?」

あのね、ひちゅな…



「ねぇ骸さんやクロームさんやすんこさん達のこと」
「好き?」
本当はね
「ん、勿論だよ?」
「ヒナも骸もドクロさんも」

皆大切だよ。と君は囁く。

「…ヒナは?皆のこと好き?」

少しだけ不安な瞳。



本当はね
「皆…」






消えてしまえばいいのにって思うくらい
「大好きよ。」
嫌いなの なんて 嘘だけど。(貴方に伝える言葉に嘘はないのよ?)

「よかった」
優しく微笑む貴方に
「当たり前でしょ?」

だって貴方が愛したものだから きっと貴方の世界はキラキラと輝いていると信じている。
優しい君にもしも


「ちゅな…」


貴方を傷つける者があるとしたら

「今度はうちで」

私が

「すんこさん達も呼んで夕飯囲みましょうね?」

守って(全て消して)あげるから




「うん!」

貴方はずっとそのまま笑っていてと願うの。優しい貴方が傷つかないように





「全部…守ってあげるわ。」




小さく誓う。(そう貴方が愛するものすべて)